ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週間運用成績(2010年10月25日~10月30日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、25本の先物対応システムと10本のFX対応システムを販売している。同社のシステムトレードツールで使用可能な他社販売の売買システム2本もあわせた先物・FX双方のシステムについて、それぞれ「週間ランキング」「月間ランキング」「年間ランキング」を公開している。

10月第5週(10月25日~10月30日)のNYダウ平均株価は、経済指標の改善などにより、4月26日につけた年初来高値に迫ったが、米連邦準備理事会(FRB)による追加金融緩和策の規模が、市場の期待ほど大きくならないとの見方が広がり、利益確定売りが優勢となる場面が見られた。外国為替市場では、これまでと同様にドルを中心に値が動いており、対円では一時、1ドル=80.40円まで値を下げた後、追加緩和実施の規模が小さいのではという情報が流れると、81.97円まで急騰。その後は再びドル安基調となるなど、山なりに大きく推移している。

そうした中で発表された週間運用ランキングでは、先物部門において、West Village Investment開発の売買システムが、損益ランキングTOP3を独占する結果となった。ランキング1位は、海外指標から日経225先物の1日の方向性を予測するというデイトレード・システムの「Perry」が、8万円の利益をあげて獲得している。

FX部門では、CIT開発の売買システム「CaesarFX GBP/USD」が218.6ptの利益をあげて、2週連続となる週間損益ランキング第1位を獲得。独自の論理によりトレンドの転換点を予測し、価格が大きく動きだす前に先手を打つという同システムの特徴の通り、ドルの下落トレンドに乗り続けて利益を伸ばしている。

運用成績 先物週間ランキング(2010年10月25日~10月30日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 Perry 2 0 8.0 2 100.0
第2位 R5 バランス 2 1 8.0 4 50.0
第2位 R5 パッシブ 2 1 8.0 4 50.0

運用成績 FX週間ランキング(2010年10月25日~10月30日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 CaesarFX GBP/USD 1 0 218.6 1 100.0
第2位 Sクラス デネブ 3 3 41.7 6 50.0
第3位 FX specialzoneSystemα 1 0 33.1 1 100.0

運用成績 先物週次ランキング

運用成績 FX週次ランキング

※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている。

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