22日よりスタートするドラマ『検事・鬼島平八郎』(ABC・テレビ朝日系 毎週金曜 21:00~)の制作発表会見が21日、都内で行われ、濵田雅功、内田有紀、濱田岳、西山茉希、濱田龍臣、松重豊、西村雅彦、石橋凌、松方弘樹ら主要キャストが勢ぞろいした。

後列左から石橋凌、松重豊、濱田龍臣、西村雅彦、松方弘樹、前列左から濱田岳、内田有紀、濵田雅功、西山茉希 拡大画像を見る

主演の濵田が演じるのは、44歳にして検事となった鬼島。司法のスペシャリストとして経験を積んできたキャリア組とは異なり、豊富な社会経験に裏打ちされた"庶民感覚"を持つ新人・鬼島が、次々と事件を解決していく姿を描く。

2001年に日本テレビ系で放送されたドラマ『明日があるさ』以来、9年ぶりの連続ドラマ出演となる濵田は「みんなと楽しくやっているので、9年ぶりということはあまり感じていませんね。ただ、年末に向けてバラエティー番組なども増えるので、『セリフ多過ぎやろ!』とか『いつ覚えんねん、ボケっ!』とは思っています(笑)」と番組スタッフにツッコミを入れながら本音を告白。撮影現場でもツッコむことがあるそうで、「田山(涼成)さんがハゲ過ぎているので、『ヅラをかぶったほうがいいんじゃないですか?』と言ってみたんですけど、『いや、僕はこれで食べてますから……』と返されてしまいました(笑)」と話し爆笑をさらった。

そんな余裕たっぷりの濵田に対し、共演者たちは、「後輩という設定なので、濵田さんが演じる鬼島を"くん付け"で呼べるのが気持ちいいです(笑)」(内田)、「ドラマの中では濵田さんに毎回トイレ掃除をやらせています」(濱田岳)と満開の笑顔で話した。多くのバラエティー番組で濵田と共演した経験を持つ西山は、「ダウンタウンの濵田さんと役者の濵田さん、どっちも素敵です」とコメント。濵田が「おれ、現場でちゃんと話しかけてるやろ? 『今日は何回、屁した?』とか」と絡んでくると、その声をさえぎりつつ「もう! こうやって変な質問とかもしてきますけど…、とにかく、濵田さんのプラスもマイナスも全部受け入れているつもりです!」と最後はキレ気味にコメントしていた。

濵田が主演したドラマ『ひとりぼっちの君に』(TBS系 1998年)がデビュー作だった濱田岳は「まだ10歳だった新人時代、僕は濵田さんに『おはよう!』って言ってしまったんです。そうしたら、『なんでタメ口やねんっ!』ってキレられて、壁に頭をガンガンぶつけられました…」と話すと、すかさず濵田からツッコミを入れられていた。

また、主人公の鬼島が新人検事であることから、新人時代の苦労話について聞かれた濵田は「昔、ある番組で漫才をしたら舞台袖から横山やすしさんが出てきはって、『お前らのは漫才やない! チンピラの立ち話や!』って怒られまして(笑)。壁に頭をガンガンぶつけられた思い出があります」と壮絶なエピソードを披露していた。