アウディジャパンは、コンパクトスポーツカー「Audi TT Coupe」「Audi TT Roadster」「Audi TTS Coupe」のエンジンなどを改良して、発売を開始した。なお、今回の改良に併せて「TT Roadster」は、駆動方式がFFからクアトロ(4WD)に変更された。ステアリング位置は「TTS Coupe」が左と右、そのほかのモデルは右側のみ。価格は460万円～693万円。
|
|
|
Audi TTS Coupe |
|
今回のモデルチェンジでは、「TT Coupe」と「TT Roadster」に搭載される2.0 TFSIエンジンが改良された。新たにバルブリフト量可変システム「AVS」(アウディバルブリフト)を搭載し、最大出力は従来比11ps増の211ps、最大トルクは従来比70Nm増の350Nmと、大幅に出力やトルクを向上しつつ、FFモデルの「TT Coupe 2.0 TFSI」で12km/Lから13.2km/Lへと燃費を改善、CO2排出量も193g/kmから176g/kmへと低減した。
エクステリアでは、Coupe/RoadsterにLEDポジショニングランプを標準装備したほか、ハイグロスブラック仕様のシングルフレームグリル(Coupe/Roadster)や、水平ラインを強調した新デザインのシングルフレームグリル(TTS Coupe)、新デザインのフロント/リアバンパー(Coupe/Roadster)、左右2本出しのエキゾーストパイプなどを備えた。ボディカラーには、スクーバブルーM(メタリック)、ウーロングレーM、ボルケーノレッドM、ダコタグレーMの4色が追加された。
|
|
|
|
Audi TT Coupe |
||
|
|
|
新しく備えたLEDポジショニングランプ |
Audi TT Coupe インテリア |
新2.0 TFSIエンジン単体 |
インテリアでは、アルミ調リングやハイグロスブラックカラーを施したスイッチ類を採用したほか、インテリアカラーにチタニウムグレー、ヌガーブラウンを新設定した。また、標準装備されるナビゲーションシステムには、プローブシステムを使用した渋滞情報が取得できるほか、Googleマップの「ローカル検索」が利用できるETC装備のSDナビゲーションシステムを採用する。
なお、新Audi TTの発売を記念し、全国のアウディ正規販売店にて、新型Audi TTの3日間試乗キャンペーンを10月31日まで募集する。
