【FX テクニカル クロス円】ユーロ円

短期レジスタンスラインで上値を抑えられたユーロ円だが、21日MAに下支えされる展開となっている。目先、どちらをブレイクするかが焦点となりそうだ。

基調が円高に傾きつつあることを考えると、短期レジスタンスラインと共に114.00のラインもレジスタンスとして意識されれば、21日MAブレイクの機運が高まると思われる。その場合、ネクストターゲットは7月30日安値レベル112.00が浮上する。

1時間足で直近の動向をみると、トライアングルを形成しつつある。現状レジスタンスに上値を抑えられ、113.00割れを試すムードが漂っているところをみると、円高リスクは常に付きまとう状況は継続していると考えた方がいいか。ただ、21日MAや112.00のラインの他に、短期サポートポイントとしてフィボナッチ38.20%及び50.00%が浮上する。

その中でも焦点は50.00%レベルか。サポートラインがこのレベル付近に位置しておりユーロ反転のポイントとなれば、トライアングルは継続する可能性が高まると思われる。下抜けた場合は、下落スピードが早まり112.00のライン及び61.80%レベルがネクストターゲットとして浮上するか注目したい。

ユーロ円 日足

ユーロ円 1時間足