3年ぶりに来日中の俳優、ニコラス・ケイジが21日、東京・台場のシネマメディアージュで行われた主演映画『魔法使いの弟子』のレッドカーペットイベントに出席した。
プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともにレッドカーペットに現れたニコラス・ケイジは終始ご機嫌で、ファンの握手やサインの求めに対しても丁寧に応じた後、ステージに登壇。「コンニチハ、アリガトウゴザイマス」と片言ながらも日本語で挨拶した。また、「食べることが大好きなので、日本に来て天ぷらを食べたし寿司屋にも行ったよ。今朝は神社でお参りもしたんだ」と親日家ぶりもアピール。日本での滞在を楽しんでいる様子だった。
同作は、不朽の名作アニメーション『ファンタジア』(1940年)から70年、『ファンタジア』の中の一編『魔法使いの弟子』にインスパイアされ、創り上げられた作品。ブラッカイマーに企画を持ちかけたというニコラス・ケイジは「子供のころに感銘を受けた話を今の時代風にしたもの。家族のために作った映画なので、是非家族で御覧になって下さい」と訴えた。
なお、レッドカーペットには、同作のキーワード"弟子"と"魔女"にちなみ、落語家の林家木久扇、林家木久蔵、MEGUMI、小沢真珠、梅宮アンナら日本人ゲストが多数登場し、イベントを盛り上げていた。
映画『魔法使いの弟子』は、8月13日より全国公開。