東京証券取引所は14日、三菱UFJ信託銀行が管理する「金」「プラチナ」「銀」「パラジウム」それぞれの価格に連動する4種類のETFの上場を承認したと発表した。上場予定日は7月2日となっている。
上場が承認された4種類のETFは、貴金属現物(金・プラチナ・銀・パラジウムそれぞれの地金)に裏づけされており、「国内組成による商品現物型ETFとしては、初めての上場となる」(東京証券取引所)。
指標価格は、東京工業品取引所における先物価格をベースに算出した各貴金属の現在価値(理論価格)であり、単位は「グラム・円」。また、ETFの信託財産である貴金属地金は国内で保管され、一定口数以上で、国内での貴金属現物との転換(交換)が可能となっている。
これにより、東証ETF市場は、今回の4銘柄を含めて合計92銘柄となる。東証では、「引き続きETFの多様化に努め、投資家の利便性向上に貢献する」としている。
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