水野美紀らが出演する舞台『アウェーインザライフ』が4日、東京・赤坂BLITZにて開幕。上演前に公開稽古が行われた。
"エンゲキロック"と銘打つ『アウェーインザライフ』は、脚本家・楠野一郎と水野によるユニット「プロペラ犬」と大槻ケンヂ率いるロックバンド「筋肉少女帯」のコラボレーションにより誕生したもの。「プロペラ犬」にとっては、"アウェー"となるライブハウス「赤坂BLITZ」を会場とし、"アウェー感"に悩む5人のガールズバンドを描く「歌って踊ってハイテンションで楽しいお芝居」(水野)だ。
会見には、ガールズバンド「シスターロメロ」の"くノ一"をイメージしたというステージ衣装で登場した水野、ソニン、お笑いトリオ・森三中の村上知子。メインボーカルという役どころに大槻ケンヂばりのメイク姿の水野は「歌手ではないので、舞台上では特に"顔"と"勢い"で歌ってます!」と控えめ。これに横からソニンが「CD出していたら歌手ですよ(笑)!」と茶々を入れるも、「ソニンちゃんはみんな忘れているかもしれないけど、ミュージシャンですからね!」という村上の横槍に撃沈。今回の舞台上で繰り広げられるようなコントめいたやり取りが続く中、本格的な舞台初出演となる村上が、「みんなキャラが濃いので埋もれないように頑張りたいです。私の役割が危ういです!!」と"芸人"としての意地を見せていた。
また、稽古場で「(村上の)旦那さんの写真を見せてもらった」と話すソニンに、結婚の予定は? という質問がとぶも「予定はないですね(笑)」。さらに「でも、27なので三十路カウントダウンなんですよー」と話すソニンを、「全然カウントダウンじゃねーじゃん!」と同じく独身の水野がバッサリ切り捨て、笑いを誘っていた。
舞台『アウェーインザライフ』は、2010年6月4日~18日の期間で東京・赤坂BLITZ、6月23日~25日の期間で大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。