東京都台東区にて1日、「週刊コミックバンチ」(新潮社)に連載されていた柏屋コッコ原作の漫画『離婚同居』(全2巻)のNHKドラマ化を記念して、登場人物の「離婚式」が行われた。なお、漫画『離婚同居』は現在、「2nd Season」が同誌にて連載中。

『離婚同居』コミックス表紙。画像左から1巻、2巻
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『離婚同居』は、夫・鈴木竜次と妻・春美の「一度は離婚し、妻が家を出て行くが、再び夫と同居することから始まるホームコメディ」という内容。TVドラマでは登場人物が変更され、小中大役に阿部サダヲ、一ノ瀬直子役に佐藤江梨子をキャスティングし、NHK総合にて毎週火曜の22時、BShiでは毎週金曜18時から放送されている。全5話予定。

今回執り行われた「離婚式」は、カリスマ「離婚式」プランナーの寺井広樹氏がプロデュース。さらに「離婚式ツアー」を共同企画しているフレンドリートラベルと、版元のコアミックスも協力したオフィシャルなイベントで、原作者の柏屋コッコ先生をはじめ、ファンも会場に足を運んだ。

『離婚同居』原作者の柏屋コッコ先生

カリスマ「離婚式」プランナーの寺井広樹氏

主人公の旧郎・鈴木竜次と旧婦・春美の「離婚式」は、二人の等身大パネルをそれぞれ人力車に乗せ、浅草寺の二天門前を出発し、会場の浅草「離婚屋敷」まで練り歩く、というもの。「離婚屋敷」では、寺井氏が二人が離婚に至った経緯(夫の浮気)を参列者に説明、柏屋コッコ先生からの挨拶後、指輪がハンマーで叩き潰された。なお、通常の「離婚式」では最後の共同作業として、離婚カップルが指輪を叩き割るという。

人力車に乗った旧郎・鈴木竜次と旧婦・春美

「離婚屋敷」を目指して、いざ出発!

「東京スカイツリー」も二人の門出(?)をお祝い

浅草寺出発から約10分後、浅草「離婚屋敷」に到着した二人

寺井氏が二人が離婚に至った経緯を説明。このシチュエーションでは、竜次が反論しているようにも見える

柏屋コッコ先生は、「夫婦というのは結婚してなるものじゃなくて、結婚してからなるもの。この言葉は、今描いている『離婚同居』の「2nd Season」にも出てきます。ぜひ読んでください」と挨拶

先生がハンマーを振り下ろし、指輪が叩き潰された

潰した指輪を先生が「Re:婚がえる」の口の中に収め、つつがなく「離婚式」は終了した