「SOYJOY」ブランドによるキャンペーンサイト「オトナの女子力レッスン」を展開する大塚製薬は31日、「『女子力』に関する意識調査」の結果を公表。働く女性の「女子力」に対する意識や捉え方が浮き彫りとなった。同調査は4月17日~18日、25~35歳の女性500名を対象に実施された。
自分の「女子力」について、自信がないと答えたのは全体の51%。「自信がない」人に理由を聞くと、主に「恋愛をしていないので、女子力低下中。(28歳・メーカー事務)」「最近恋愛をしていないから。(28歳・歯科院長秘書)」など、「恋愛」から遠ざかっていることを理由に挙げる人が多かったという。その他、仕事などによる「忙しさ」や「年齢」を理由に挙げる人もいた。また、「自分の『女子力偏差値』はいくつだと思いますか?」という質問には、平均値として「52.5」という結果が出た。
「現在、『女子力アップ』のために取り組んでいることはありますか?」と聞いたところ、62%が「ある」と回答。具体的にどんな取り組みをしているかを聞いたところ、「料理」「ヨガ」。その他では「エステ」「ネイル」「運動(ジョギング等)」などが多かった。ちなみに、具体的に「アップさせたい」と思う女子力の要素で当てはまるものを聞くと、最も多かったのが「美力」で73%。次いで、「話力」(56%)、「知力」(52%)、「恋力(恋愛力)」(51%)、「感力(感性)」(46%)、「健力(健康)」(34%)と続いた。
「友人グループの中で、自分は『女子力が高い方』だと思いますか?」と聞いたところ、「高い方だと思う」と回答したのが25%。次いで「同じくらいだと思う」(48%)、「低い方だと思う」(27%)と続き、約3割が周囲の友達より女子力が低いと感じていることが分かった。
他の女性に、「女子力が負けている」と感じる時について尋ねると、「合コンで上手に男性をあやつっている女子を見たとき。(34歳・WEBサイト運営会社経営)」、「飲み会の席で男性を持ち上げている女子を見たとき。(28歳・メーカー事務)」など、男性との飲みの席で、差を見せつけられて「女子力」が負けていると感じるケースも。また、「身なりだけでなく、しぐさや礼儀がしっかりしている女性を見たとき。(29歳・専門学校受付)」、「立ち振る舞いや言葉使いがキチンとしている女性を見ると、自分はまだまだだと思う。(34歳・官公庁事務)」といった、上品さに対して「女子力」が負けていると感じるケースなど、さまざまな声が挙げられた。