Webカメラを使って"人のつながり"を表現した日本発の映像作品『日々の音色』が、ウェビー賞(Webby Awards)にノミネートされている。3ピースバンド「SOUR」のミュージックビデオとして、川村真司氏が制作した。YouTubeでも200万再生を超える人気ぶりだ。

国際デジタル芸術科学アカデミー(IADAS)が主催するWebby Awardsは、Webサイト/ インタラクティブ広告/ オンライン映画&動画/ モバイルの4分野で優れた作品に対して贈られる賞。第14回開催では、オンライン映画&動画部門の「Best Editing」に、日本人クリエイター、川村真司氏が手がけた映像作品「SOUR '日々の音色 (Hibi no neiro)'」がノミネートされている。


日々の音色は3ピースバンドSOURの楽曲で、そのミュージックビデオを川村氏が手がけた。Webカメラで撮影された世界中の人々が、ひとつの枠の中でつながっていく様を表現した作品になっている。SOURの公式サイトや「mixi」内のSOURコミュニティで募った出演者から映像素材を集め、海外在住の川村氏が編集して仕上げた。

同部門の各ノミネート作品はYouTubeの特設サイトで見られるほか、ユーザーが選ぶPeople's Voice Awardsに投票することもできる。

また、同作品は「YouTube Video Awards 2009」や「文化庁メディア芸術祭」などでも各賞を受賞している。