日本銀行は23日、資金循環統計(2009年10~12月期速報)について発表した。これによると、2009年12月末の家計部門が保有する金融資産の残高は、前年同月末比2.5%増の1,456兆4,000億円だった。12月末時点での家計の金融資産が増加するのは、2006年12月末以来、3年ぶりとなる。
2009年12月末の家計部門が保有する金融資産の内訳は、「現金・預金」が前年同月末比1.5%増の803兆5,000億円、「株式・出資金」が同16.2%増の96兆7,000億円、「投資信託」が同10.8%増の53兆円、などだった。