ボルボ・カーズ・ジャパンは、スポーティさと個性が特徴の「ボルボ C30」について、内外像のデザイン変更などを施し2月20日より発売する。価格は295万円(2.0e Aktiv)と389万円(T5 R-DESIGN)。
エクステリアは、フロント部分を中心に変更された。フロントグリル中心のアイアン・マークはサイズを拡大。合わせて「XC60」に似たエアインテークを採用した。フロントグリルはC30独自のハニカム形状のパターンが踏襲されている。ボディカラーには、鮮やかな「オレンジ・フレーム・メタリック」と「ライムグラスグリーン・メタリック」を加えた。
インテリアについては、カラーにエスプレッソ/ブロンドという新しい色の組み合わせを採用した。また、シート地にも新しいカラーが採用され、ボディカラー全13色、T-Tec(シート素材)/テキスタイルシート全13種、本革シート全9種が用意される。また、インテリアの特徴でもある「フリー・フローティング・センタースタック」(センターコンソール)に、新たにオプションとして表面がグラデーションで変化する「オイスター・バースト」が設けられた。そのほか、スキッドプレートやサイドプレートがセットになったスタイリングパッケージ(16万5000円)も選択できる。
ラインナップは2モデル。「C30 2.0e Aktiv」は2.0L(リッター)4気筒エンジンと、6速デュアルクラッチ・トランスミッション"パワーシフト"を搭載する。クルーズコントロールや本革巻ステアリングホイール、アルミニウムパネル、フロント・フォグランプなどを装備しながら、300万円を切る価格に設定された。
スポーティモデルの「C30 T5 R-DESIGN」は、最高出力169kw(230ps)を発揮する2.5L 5気筒ターボチャージャーエンジンを搭載。また、今回の改良に伴い、固いブッシュ、モノチューブダンパー、改良されたスタビライザーなどを採用し、スポーティさを増した。