加齢臭付き完全ブレてるライターが「10kmマラソン崖っぷち体験記」を書き留めてから3カ月、そして東京マラソン2010も残すところあと1カ月弱。今回は、走る人も走らない人も楽しめる、東京マラソン2010のポイントをザザッとピックアップしてみよう。

お祭り騒ぎの東京 ディープな路上に身を投じる

まずコースは例年通り。新宿を出て都心を"十の字"に走り湾岸側でゴールする。このコース上に今年は28のパフォーマンスエリアが設けられ、ランナー以上(!?)のスタミナと演技力で東京全体を盛り上げる。

このマップの丸数字が各イベント会場。スタートよりもゴール手前の方が開催密度が高くなっているランナー応援イベントだ

なかでも、人気が予想されるのは東京大マラソン祭り2010。演目は、ジャズ、よさこい、フラ・ベリー・ストリートなどのダンス、和太鼓、ゴスペル、サンバなど、バラエティに富んでいる。基本的にランナーたちが通過する時間帯に開催されるので、走る人も応援する人も、見たい・聴きたい!という人は各パフォーマンスの場所と時間をチェックしておきたい。

例えば、地元の小中高生などによる吹奏楽部のライブ"イッキ見"もいい。ランナーの走りと同じペースで移動すれば、都内のブラスバンドのスイングを連続で体感できる。もちろん和太鼓、ダンス、よさこいなど、目当てのジャンルのイッキ見も可能だ。

湾岸で都立高校の吹奏楽部をイッキ見するのもひとつの楽しみ方

また定点で同ジャンルの演目にディープに浸ることもできる。有明イーストプロムナード(27番)では、ダンスにどっぷりとはまれる。後半は8つの都立高校ダンス部によるパフォーマンスがノンストップで繰り広げられる。

次のページでは、1月24日に開催された東京大マラソン祭り2010「東京ランナーズコレクション」の模様を伝えながら、東京マラソン2010の楽しみ方をさらにあげてみよう。

東京大マラソン祭り2010「東京ランナーズコレクション」では、ゲストに安めぐみさんが登場