NHKは7日、2010年9月より放送スタートする連続テレビ小説のタイトルが『てっぱん』に決まったと発表した。ロケは大阪のほか、お好み焼きが名物の広島市、尾道市でも行われる。

尾道で育ったあかりが、大阪に住む祖母・初音とともにお好み焼き屋を開業。母から教わったあかりの広島風お好み焼きと初音による大阪風お好み焼きとの違いとともに、生活習慣と性格が全く違う2人がぶつかり合いながらお互いの良さを認め合う姿を描く。

脚本は『交渉人』、『必殺仕事人2009』(ともにテレビ朝日系)の寺田敏雄。「物語に登場するヒロインとおばあちゃんの2人は、"教わること"と"教えること"に不器用。でも、そんな2人がいつしか素敵な関係に育っていく――そんな物語を通じて、"これまで"と"これから"を繋ぐために"今をどう生きようか"、そんなことを感じていただけたら」とコメントを寄せている。不器用な、"ガンボ"(やんちゃ)なあかりと"イケズ"(意地悪)な初音の掛け合いも注目だ。

ヒロインは、2月までにオーディションで決定し3月に発表される。5月中旬よりクランクイン予定。