スズキ、軽自動車 新型「アルト」を発売

新型アルトは、空力性能に配慮したボディー形状とし、またボディー鋼板の板厚の見直しと高張力鋼板の使用を拡大することで、剛性を高めながら軽量化した。全車に採用されるVVT付エンジンは、インテークマニホールドの変更などにより吸気効率を高め燃費を向上させた。2段副変速機構付きCVTの採用により、燃費と発進加速を向上させ、2WD車で24.5km/Lを達成した。AT車は全車4速化し、ロックアップ領域を拡大することで、2WD車は22.5km/Lとした。転がり抵抗を低減するコンパウンドを配合した大径タイヤを採用している。燃費・排出ガス性能を向上させ、全てのグレードの2WD・4WD車がエコカー減税に適合する。

ボディカラーは、新色のシャイニーグリーンメタリック(緑色)を含む全6色を設定。内装には、ベージュとブラウンを配色し、横基調のデザインのインパネや見やすい大型メーターの採用など、デザイン性と機能性を併せ持ったデザインに仕上げたという。収納スペースは、インパネトレー、ボックスティッシュホルダー付の大型グローブボックス、ショッピングフック、ドリンクホルダーなど豊富に設けた。さらに、「X」には、キーレスプッシュスタートシステム、照明付バニティーミラー、分割可倒式のリヤシートを採用している。

安全性能は、軽量衝撃吸収ボディーTECT(テクト)、歩行者傷害軽減ボディー、頭部衝撃軽減構造インテリア、リヤシートベルトが簡単に装着できる、自立式バックルを採用。また、「X」にイモビライザー、E除くグレードにセキュリティアラームシステムを標準装備した。