グラクソ・スミスクラインはこのほど、秋の鼻づまりに関する意識調査を行い、その結果を発表した。これによると、鼻づまりが味覚や集中力、睡眠などに大きな影響を与えていることが明らかになった。同調査は10月6~7日の2日間に、今の時期に鼻づまりになりやすいと感じる全国の15~69歳までの男女600人を対象に実施された。

同調査で、「鼻がつまると味覚が鈍くなりますか?」と尋ねたところ、67.0%が「鈍くなる」と回答。続けて「鈍くなる」と答えた人に鈍くなる味覚はどれかと質問すると、1位が「旨味」(62.7%)、2位が「甘味」(26.6%)、3位が「塩味」(21.6%)と続いた。

「鼻がつまると味覚が鈍くなりますか?」提供 : グラクソ・スミスクライン

続けて「鼻づまりにより集中力が低下するか」と問うと、92.8%が「低下する」と答えたほか、「鼻づまりが、読書や勉強・仕事の妨げになるか」との質問に対しては、93.5%が「妨げになる」と回答。さらに「読書や勉強・仕事の妨げになる」と答えた人に「鼻がつまっている時」の集中力の持続時間を尋ねると、「1時間未満」との回答は79.3%にのぼり、このうち8.7%が「まったく集中できない」と回答した。

「鼻がつまっていると集中力が低下すると思いますか?」提供 : グラクソ・スミスクライン

また、「鼻づまり時」と「鼻がつまっていない時」のそれぞれの平均睡眠時間を聞いたところ、「鼻がつまっていない時」は平均「6.36時間」だった一方、「鼻づまり時」は「5.06時間」と、両者の睡眠時間に1.3時間もの差があることが判明した。

このほか同調査では、71.0%が「鼻づまりにより運動能力の低下を感じる」と答えており、鼻づまりによる悪影響が様々な場面に及んでいることが明らかになった。