映画『白夜』(9月19日公開)の完成披露試写会が7日、都内で行われ、主演の眞木大輔と吉瀬美智子、小林政弘監督が登壇した。
フランス・リヨンを舞台に、たった1日の恋を描く本作。眞木は「海外での撮影は初めてだったんですが-10℃くらいでとにかく寒くて。最初の頃はセリフも言えないくらい顔がこわばっていました」と撮影を振り返った。
互いの印象を聞かれると、吉瀬は「眞木さんのことはもちろん知っていましたし、カッコいいなと思っていたのでラブストーリーということもありすごく緊張しました」ということだが、初対面のよそよそしさを保つため、撮影に入る前は最低限の会話も禁じられていたという。
「セリフ以外の会話はしませんでしたね。撮影後の方がよく喋ってます」との眞木の言葉を受け、吉瀬は「眞木さんと距離を縮めたいんですけど、全然縮まらなくて……」と苦笑い。「会ってすぐのシーンで必要以上にうち解けてしまってダメを出されて。それからは喋らないことでいい距離感が保てたんじゃないかなと思いますね」と役作りの苦労を語った。
EXILEのメンバーからも反応があったようで、「AKIRAは試写を見た後すぐに長文メールをくれましたね。出会いと別れが心に刺さったみたいで『泣いちゃいました』なんて書いてました」とのこと。
『白夜』は9月19日より新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー。