アントニオ猪木主演、辻仁成監督の映画『ACACIA』が10月17日より開催される第22回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが決定した。

本作は、元レスラーで今はさびれた団地の用心棒を務める老人(アントニオ猪木)が1人の少年との出会いをきっかけに過去の痛みを乗り越えていくヒューマンドラマ。監督、脚本、原作は辻仁成。アントニオ猪木はこれが映画初主演となる。共演には石田えり、林凌雅、北村一輝、坂井真紀、川津祐介ら。

(C)2008『ACACIA』製作委員会

東京国際映画祭のコンペティション部門は2009年1月1日以降に完成した35mm長編作品を対象に世界各国から公募。厳正な審査を通過した15本が上映される。最高賞「東京サクラグランプリ」の発表は会期最終日の10月25日に行われる予定。