サンクトガーレンは25日、沖縄4島(伊平屋島・栗国島・小浜島・与那国島)の黒糖を副原料に使用したビール「黒糖スイートスタウト ~沖縄4島黒糖飲み比べシリーズ~」4種類を数量限定で発売する。ラベルは4種類共通となり、それぞれの黒糖産地を記したシールが添付されるとのこと。いずれもボトルは330ml瓶入りで、価格は450円。

「黒糖スイートスタウト」

同社は2007年5月、"スイーツビール"シリーズのひとつとして、沖縄県伊平屋島の黒糖を使用した「黒糖スイートスタウト」を発売。濃厚な口当たりと泡まで黒糖風味を楽しめるという同商品は消費者からも大変好評を得ているという。今回発売する4商品は、伊平屋島のほかに栗国島・小浜島・与那国島の3島からもまとまった量の黒糖を入手できたため、4島の黒糖を飲み比べることができるように一斉発売を企画したとしている。

左から「黒糖スイートスタウト ~沖縄4島黒糖飲み比べシリーズ~」伊平屋島黒糖、小浜島黒糖

左から「黒糖スイートスタウト ~沖縄4島黒糖飲み比べシリーズ~」栗国島黒糖、与那国島黒糖

今回使用されている沖縄4島黒糖の特徴を紹介すると、「伊平屋島産黒糖」は、癖がなく苦味と甘みのバランスがとれているほか、マイルドな風味とキレの良い後味が楽しめるという。「栗国島産黒糖」は、沖縄で唯一、明治時代から続く直火炊き製法により作られている貴重品で優しい甘さが特徴。「小浜島産黒糖」は、強い塩味とほろ苦さとともに、さとうきびをかじったような枯れ草を連想させる独特の香りと風味を味わえるとのこと。「与那国島産黒糖」は、最も塩味が濃いといわれ、4種類の中で1番力強い香りと野性味を帯びた風味を持つほか、飲み込んだ後も口の中に余韻が長く残るとしている。