ビー・エム・ダブリューは、BMWモトラッド(Motorrad:二輪部門)のミドルクラス ロードバイクのニューモデル「BMW F800R」を9月5日より販売を開始する。価格はアクティブライン仕様が106万4000円、ハイライン仕様が125万3000円。
BMW F800Rは、すでに発売されている「F800ST」や「F800GS」と同系統の798cc並列2気筒エンジンを搭載したロードバイク。カウルを持たない、いわゆる"ネイキッド"風なデザインを特徴としている。
最高出力は87ps/8,000rpm、最大トルクは86Nm/6,000rpm。重量(乾燥重量)は177kgに抑えられ、0-100km/h加速は約3.9秒を可能にしている。なお、走行状態での車両重量は199kg。
日本人ライダーにも快適なシートの高さとフットレストの位置を採用し、リラックスしてツーリングを楽しめるポジションとしている。日本仕様の標準シート高は800mmだが、オプションのローシート(775mm)、ハイシート(825mm)を選ぶことも可能。そのほか、ナビゲーションシステムや、LEDテールライト、専用のパニアケースなど、多くのオプションが用意される。
F800Rには2種類の仕様グレードが用意される。「アクティブライン(Active Line)」は電源ソケット、LEDターンインジケーターを装備。「ハイライン(Hi Line)」はそれに加え、グリップヒーター、ABS、オンボードコンピューター、ウィンドシールドスポーツが標準で装備される。