世界的な菓子メーカー、キャドバリーPLCの日本法人キャドバリー・ジャパンは9月14日、メントールキャンディブランド「ホールズ」より、新商品「ホールズ リラックスハーブ」を発売する。

海外風なパッケージの新製品「ホールズ リラックスハーブ」。価格は210円

「ホールズ リラックスハーブ」は、30~40代の女性をメインターゲットとした商品。のどに優しいレモンとハチミツの味わいをベースに、「ホールズ」の特徴ともいえるユーカリオイルとカモミールを加え、ハーブ香が楽しめる飴となっている。今までのメントールの強い刺激で、ビジネスマン男性に親しまれていた「ホールズ」製品と一線を画し、リラックスしたい時に口にする飴として、ターゲットへのブランド認知向上と市場の活性化を目指すとしている。また、同商品は自宅で愛用する主婦層を意識し、スティックタイプではなく初の袋タイプを採用。スーパーマーケットやドラッグストアでの販路進出を狙う。

そんな従来の「ホールズ」イメージと異なる、"リラックス"をテーマにした新商品の発表にあわせ、2名のゲストが"リラックス法"を伝授。モデル兼ビューティースタイリストの仁香と調香師の新間美也さんだ。自分流のリラックス法として、仁香は「子どもがいるとなかなか自分の時間が取れないのですが、子どもが寝た後に、ユーカリやレモンの香りを焚いてリラックスします」と述べ、「疲れているときはこれがいい、というのではなく、自分の好きな香りを使うようにしています」と自分なりの香りへのスタンスを語った。

新間さんは「カモミール、レモン、ハチミツ、ユーカリ、それぞれ匂いや作用、特徴が違いますが、それを飴でいっぺんに楽しめるのは人間だけなんですよね。香りと味を楽しめる人間ならではの高度な"技"なんです」と、新商品に含まれるハーブにちなんだ効用と香りを説明。また、仕事でストレスがたまる男性がリラックスできる香りを聞いたところ、「やはり即効性があるのでハーブ系はよく、ラベンダーはお勧めです」とアドバイス。ビジネスマナーも問われがちな男性の香水の上手なつけ方は「おしゃれだけでつけるというよりは、自分でこだわって選んだりつけたりという、心構えが大事だと思いますね」と述べた。

仁香は「袋にジップがついているので、子どもが触って口に入れる危険がなくていい」と母親目線で新商品をたたえた

新商品のハーブそれぞれの特性を説明する新間さん。香りは即効性のリラックスの効果があるという