シチズン時計は10日、ウォッチブランド「カンパノラ」より天体時計「コスモサイン」シリーズの新モデル「CTV57-1231」を発売する。価格は24万1,500円。
同シリーズは、文字板上に北緯35度の全天星座をリアルタイムで再現することのできる星座盤を搭載している。時の流れと連動して回転(反時計回り)する星座盤によって、星座の位置を知ることができ、同シリーズの新モデル発表は6年ぶりとなるとのこと。
今回のモデルでは、前モデルより星座盤面積を約1.5倍拡大しているという。また、星座盤に表示している恒星や、アンドロメダ銀河やオリオン大星雲をはじめとする星雲・星団の数も増加。恒星1,027個(前モデル452個)、星雲・星団166個(前モデル119個)をレイアウトしているとのこと。なお、恒星は実視等級4.8等級以上が表示されており、表示サイズは0.1等級刻み。さらに恒星の表面温度についても、4色(赤 / 黄 / 白 / 青)で色分けされている。これらのデザインにより、同社は「"文字板の中の小宇宙"を表現しています」としている。
また今回からは新たに、文字板の中心部に月の位置や月齢を読み取れる月盤も搭載しており、「天体ウォッチとしての充実をはかりました」。そのほか、同時計からは太陽位置も読み取ることが可能とのこと。
時間精度は平均月差±20秒。ケースはステンレス製で、縦52.6mm×幅44.0mm、厚み14.5mm。バンドはブルーのワニ革製、風防は無反射コーティングがなされたデュアル球面サファイアガラス、日常生活防水仕様となっている。