岩井証券は29日より、中国株式の取次ぎを開始すると発表した。4月からはベトナム株の取次ぎも開始しており、今後もアジア諸国の株式取扱いを順次拡大していく考えだ。
取次ぎ銘柄数(取引開始時点)は、香港証券取引所メインボード上場のうち375銘柄(ハンセン指数採用全銘柄、H株全銘柄、レッドチップ全銘柄を含む)、上海証券取引所上場のB株全銘柄54銘柄、深セン証券取引所上場のB株全銘柄55銘柄。
特長としては、(1)取扱い証券会社が少ない上海B株・深センB株を取次ぎ、(2)厳選した銘柄レポートを提供(取引開始時点において54銘柄を予定。順次、銘柄数を拡大)、(3)同一口座でベトナム株売買も可能、(4)為替交換(円⇔香港ドル、米ドル)時には、為替手数料が発生するものの、外貨決済が可能のため、同負担は大幅に軽減-などが挙げられている。