ひまわり証券は1日、外国為替証拠金(FX)取引「ひまわりFX」において、システムトレードの自動売買専用口座「シストレ口座」を新設し、一般投資家向けにサービスを開始した。
システムトレードとは、一定のルールに従って機械的に売買を行う投資手法のこと。売買ルールをコンピューター用にプログラミングすることで完全自動売買が可能となる。同社はシステムトレードのサービスに注力しており、2008年1月、システムトレード用ツール「ひまわりトレードシグナル」(有料 : 月額14,700円)を発売、日経225miniなど株価指数先物の自動売買サービスを提供してきた。今回の口座新設により、一般投資家は同口座を開設し、ひまわりトレードシグナルを利用することで、FXの自動売買も可能となる。
また、シストレ口座では外部のソフトウェアから発注指示や口座情報取得などを行うためのAPIを用意している。外部のソフトウェア開発業者に提供することで「独自のFX自動売買ソフトなどを開発することが可能となる」(同社)という。