サントリー

10.「有機栽培ぶどうのおいしいワイン」(日本)

市場予想価格644円(720ml)

3年以上にわたって化学的な合成をした肥料や農薬を原則として使わず、畑が持つ本来の力をいかした有機栽培100%の国産ぶどうでできたワイン。国際的な有機認証機関ECOCERTでも認証されている。ほのかな甘口で、アルコール度数は11%。

ソムリエコメント
麦わら色で、ハチミツや桃の香りがする。サラリとした上品な甘さと、控えめな酸味のバランスがいい。ヘヴィではないが、食事が終わって少しまったりしたいときにはピッタリとはまる。

11.「酸化防止剤無添加のおいしいワイン」(日本)

市場予想価格498円(720ml)

個性の主張より、味のバランスに重きを置いて造られたワイン。果実味やフレッシュな酸味がありつつ、個性が前に出すぎない点が重視されている。また、食事とあわせずワイン単独でも楽しめる味になるよう意識されている。ほのかな甘口で、アルコール度数11%。

ソムリエコメント
レモンイエロー。ネーブルなど欧米系柑橘の香りを持つ。ほのかな甘みに爽やかな酸がじわじわと追いかけてくる感じ。デラウエアのようなニュアンスもあるので、No.10の「有機栽培ぶどうのおいしいワイン」同様、食後の口直しに向いている。

12.「Carlo Rossi California White」(アメリカ)

(カルロ・ロッシ・カリフォルニア・ホワイト)
市場予想価格704円(750ml)

1933年にカリフォルニア州で設立されたワイナリー・E & Jガロ社が手がける白ワイン。フレンチ・コロンバールとシュナン・ブランというフランス原産のブドウ品種から造られている。やや辛口で、アルコール度数は9.5%。

ソムリエコメント
薄いレモンイエロー。グレープフルーツのさわやかさとマスカットの華々しい香り。酸味と甘みのバランスがとれていて、すっきりさわやかな味わいの中にも落ち着いたコクがある。

13.「RiverCrest White」(アメリカ)

(リバークレスト ホワイト)
市場予想価格704円(750ml)

No.12の「Carlo Rossi California White」と同じE & Jガロ社が手がけ、ぶどうもフレンチ・コロンバールとシュナン・ブランを使っている。やや辛口で、アルコール度数9.5%。

ソムリエコメント
薄いレモンイエロー。オレンジの皮やオレンジのハチミツの香りがする。やさしい甘み、すっきりとした酸味とフルーティな苦味が同居している。どんな食事にも合わせやすい。

14.「Castel Vieux Pape」(フランス)

(カステル ヴュー パープ)
市場予想価格746円(750ml)

1949年にフランス・ボルドー地方でワイン商としてスタートしたカステル社製。フランスのヴァン・ド・ターブル(テーブルワイン)のNo.1ブランド。ぶどうはシュナン・ブランとユニ・ブランを使用。やや辛口でアルコール度数は11.5%。

ソムリエコメント
レモンイエロー。熟したりんごやグレープフルーツの香りが。心地よい苦味としっかりとした酸がある。重すぎず辛すぎずで、料理と合わせても単独で飲んでも楽しめる1本。

15.「Tavernello Trbbiano」(イタリア)

(タヴェルネッロ トレッビアーノ)
市場予想価格746円(750ml)

全イタリアNo.1、世界でもNo.4の売り上げを誇るカヴィロ社が造るワイン。ぶどうはイタリアの代表的な品種であるトレッビアーノが主体。さわやかな香り、すっきりとした口当たりが特徴的。辛口でアルコール度数11%。

ソムリエコメント
レモンイエロー。グレープフルーツの皮や青いりんごの香りを持つ。すっきりとした酸味と心地よい苦味、レモンのようにはつらつと若々しいトレッビアーノの特徴がそのままいかされている。

16.「Vina Maipo 2008」(チリ)

(ヴィニャ マイポ 2008)
市場予想価格798円(750ml)

チリNo1.ワイナリー、コンチャ・イ・トロのブランドのひとつ。チリの中でも最も古く最もブドウ栽培に適した産地、マイポ・ヴァレーの名前を冠したチリを代表するブランド。ブドウはソーヴィヨン・ブランとシャルドネのブレンド。やや辛口で、アルコール度数12.5%。

ソムリエコメント
麦わら色。グレープフルーツやオレンジの香り。深い酸味ときっちりした苦味は柑橘系果実を束にしてかかったほど強く、アカシアのハチミツのような甘みも持ち合わせる。