海外旅行のオンライン予約--3人に2人が"ほとんど利用"、利用経験は9割以上

海外ホテルのクチコミ・予約サイトを運営するアップルワールドは15日、海外旅行のオンライン予約に関するアンケートの調査結果を発表した。調査は4月22日から28日の期間に同社が運営するWebサイト「アップルワールド.com」にて実施され、20代から60代以上の男女163人から回答を得た。

同調査で、海外旅行の予約に際してインターネットを利用したことがあるかと尋ねたところ、66.9%が「ほとんどインターネットで予約する」と答えたほか、31.3%が「ときどきインターネットを利用して予約する」と回答。「利用したことがない」はわずか1.8%に留まった。

上記の質問でインターネットで予約したことがあると答えた人に、過去にオンライン予約・購入したことがある海外旅行の素材はなにかと聞くと、1位「海外ホテル」(25.7%)、2位「国際旅行券」(22.3%)、3位「鉄道などの乗車券類」(9.5%)との結果になった。

海外旅行の予約でインターネットを利用する理由として、最も多かった回答は「商品を比較検討しやすい」(28%)。次いで「インターネットで全て事足りる」(25.3%)、「割安感がある」(23%)、「店舗に行く時間が無い」(13.3%)と続いた。

オンライン予約であったらいいなと思うサービスでは、「限定の割引ポイントがある」(28.6%)、「直前まで予約できる」(25.6%)、「横断的に検索・比較できる」(22.6%)などが人気を集めた。また、これから利用者が増えるとされる携帯電話のオンライン予約に対する希望では、「PCと同様に予約ができる」(32.4%)、「海外でも利用ができる」(30.3%)、「PCと同様に情報が収集できる」(28.2%)などの回答が多く、利用者が携帯電話での予約サービスに対してPCと同程度の機能を求めていることが分かった。