シマノは、発売以来熱狂的なファンを生み続け、伝説のリールとしての評価を得たというベイトキャスティングリール「スコーピオン1500」シリーズの後継機種「スコーピオン XT1500」シリーズを発売した。XTとは"エクストラチューン"のこと。

今回発売されたのは、いずれも右ハンドルの「スコーピオン XT1500」と「スコーピオン XT1500 - 7」の2モデル。左ハンドルモデルの「スコーピオン XT1501」と「スコーピオン XT1501 - 7」の2モデルも用意されており、発売は5月を予定している。

「スコーピオン XT1500」

「スコーピオン XT1501」(5月発売予定)

同製品は、16lbナイロンラインを120m巻くことができるキャパシティを持ちながら、コンパクトなボディサイズと自重210gという軽量化を実現したとのこと。機能面では、滑らかな巻き上げが可能というギアシステム「スーパーシップ」や、軽量SVS(可変遠心力ブレーキ)を搭載。さらに、錆に強くて塩ガミも減少するというベアリング「S A - RB」を採用し、シャワー洗浄が行える構造でもあるため、ソフトウォーターでの使用にも対応する。

「XT1500」と「XT1501」のギア比は6.3で、ハンドル1回転につき67cmのラインを巻き取る。「XT1500 - 7」と「XT1501 - 7」のギア比は7.0で、ハンドル1回転につき75cmのラインを巻き取るとのこと。4モデルともに、価格は2万5,000円(税別)。