歌は「楽しく」歌っていきたい

――宮本さんのデビューのきっかけは何ですか?
「最初、小学生のときに今の事務所の養成所に入ったんですよ。そのころはダンスが好きでよく踊っている子だったんですがそのうちに映像や舞台のお仕事をいただいて……、といった感じです」

――事務所に入ったのはスカウトですか?
「母が探してきてくれました。私は何でもやりたい子どもだったので、母に勧められて、『じゃあ、やるー』みたいな感じですね(笑)。それで、舞台やミュージカルに出させていただいたらハマっちゃったんですよ。お客さんとのやりとりや舞台の感覚のようなものがすごい大好きになって。それで舞台中心に活動をしていたのですが、なぜか中学生になったらバスケ部に入ったり(笑)」

――バスケ部ですか?
「バスケ部には半年くらいしかいなかったんですけど(笑)、とにかくいろいろなことがやりたかったんですよ。一つのことを集中してやるよりは、あれもやりたいこれもやりたい、といった気持ちが強かったですね」

――学校で演劇部に入ったりはしなかったんですか?
「学校に演劇部が無かったんですよ。でも園芸部にも入ってました(笑)」

――その後、歌手という仕事に進んだきっかけは何ですか
「もともと歌うのも好きだったんですが、事務所に『ヤング・フレッシュ』という児童コーラスをするグループがあったのでそこに入っていて、『プリキュア』のコーラスなどに参加させていただいていたんですね。その途中でオーディションがあって、受けてみたら受かっちゃったみたいな感じで(笑)、『Yes! プリキュア5』のエンディング曲を歌うことになりました」

――歌手という仕事はいかがですか?
「最初は、ヘッドホンをつけて、部屋に閉じ込められて(笑)、一人で歌うということに不安が大きかったですね。『プリキュア』はもともと人気のある有名な作品だったので、『どうなってしまうんだろう』ってプレッシャーもありました。それまで、集団でのレッスンは受けていたのですが、個人的に歌を習ったこともなかったですし、ボイストレーニングの経験もなかったんですよ。でも、実際に歌ってみて、そして歌を通じていろいろな人と出会えて、すごくいい経験ができたと思います」

――ステージに立って、お客さんの前で歌うのはいかがですか?
「『サンキュ! はI LOVE YOU』は、TAF(東京国際アニメフェア2009)のときに初めてお客さんの前で歌ったのですが、フルサイズで聴いてもらうのは、そのときが最初だったんですよ。やはりすごく緊張したんですけど、『プリキュア』のときとはちがう、『まめゴマ』が大好きな子どもたちとの新たな出会いがあったりして、すごく楽しかったですね。イベントで歌わないと、テレビの向こうで観てくれている子どもたちとは出会えないじゃないですか。それに、お客さんの前で歌うことによって自分も新たな発見があったりもします。なので、今後もイベントなどでドンドン歌っていきたいなって思ってます。ぜひ皆さんに直接聴いていただきたいですね」

――今後、歌手として活動するうえでの目標はありますか
「とにかくいっぱい歌を歌っていきたいなって思ってます。ジャンルを問わず、さまざまな曲にチャレンジしたいですね。そして、ずっと楽しく歌っていたいと思っています。楽しくなきゃって思うんですよね、何をやっても」