魚が泳ぐ本物の水槽を正面に配置したブライトリングブース

「BASELWORLD 2009」でブライトリングは、同社のフラッグシップモデル「クロノマット」に初の自社開発ムーブメントを搭載した「クロノマット B01」を公開した。6月発売予定で、価格はステンレススチールのケースを採用したモデルで619,500円(予価)。

同社では「キャリバーB01」と呼ばれるクロノグラフムーブメントを自社開発したが、クロノマット B01はこれを搭載して発売される初の製品となる。今年は同社創業125周年、自動巻のクロノマットが発売されてから25周年という節目の年にあたり、同社ではクロノマット B01の発売により「機械式クロノグラフとしての地位がゆるぎないものになる」としている。

防水性能が500mに高められているほか、インダイヤルの30分計が従来の12時位置から3時位置へと移動し、これに伴い日付表示が4時・5時の間の位置へと移動、ベゼル上に大型の数字を配するなど、デザインにも多くの変化が見られる。

「クロノマット B01」と、それに搭載される自社開発ムーブメントのキャリパーB01(右)

また、回転ベゼルに搭載された航空用計算尺が特徴のロングセラーモデル「ナビタイマー」で、GMT機能を備えた46mm径モデル「ナビタイマー・ワールド」をベースに、1985年に発売された「オールド・ナビタイマー」を思わせるフェイスデザインとした「オールド・ナビタイマー・リミテッド」を発表している。日本市場専用モデルで、限定数は100本となっている。

日本限定モデルの「オールド・ナビタイマー・リミテッド」