最強キッズTV!ニコロデオンとNHK教育で放送され、小・中学生を中心に大人気のアニメ「スポンジ・ボブ」。4月から新エピソードが開始されるのを記念し、RIP SLYMEがオリジナル楽曲を提供。また、日本だけのスペシャルエピソード「スポンジ・ボブとビーッグウェ~ブ」で声優を務めることになり、都内でアフレコ収録が行われた。

「スポンジ・ボブ」のアフレコに臨んだRIP SLYMEの5人。前列左からILMARI、SU、FUMIYA。後列左からPES、RYO-Z

スポンジ・ボブにサーフィンを教える青年たちを演じるRIP SLYMEの5人。アフレコについて、ILMARIは「それぞれがキャラにうまくハマっていたし、やりきったんじゃないかなと思いました」とコメント。続けて、「一番セリフが多かったのはPESとSUさん。僕とFUMIYAはあと二言くらいセリフがあってもよかった気がします(笑)」と話すと、報道陣からも笑いが起きた。

セリフが少ないと指摘されたFUMIYAは、劇中の「アーメン」のセリフに苦労させられたのか、「あの一言がこんなに重い意味を持つなんて、思いもしませんでした」と意味ありげに話し、他のメンバーの笑いを誘う。また、RYO-Zは、「喉がかれるほど咳払いの練習をしました。アフレコはラップと違って、リズムに乗って言葉が出てくるものではないし、画面の動きに合わせてセリフを言うのは大変でした」とコメントした。

アフレコでは緊張した様子もあったが、作品の出来にはかなり自信を持っている様子。ちなみに今回の見所は、メンバー全員「RYO-Zの咳払い」で一致した

アフレコでこだわったことを聞かれたSUは、「その場の空気とか考えながら、スタッフの理想に近づけられたらいいなと思って演じましたね。あと、こだわったことといえば、当日まで台本を覚えないこととか……」。この発言に、すかさずILMARIから「失礼だろ!」とツッコミが入る一幕も。

エンディングで流れるオリジナル楽曲「スポンジ・ボブのテーマ」について、「海の中をまったりゆっくりと泳ぐイメージで作りました」とPES。日本での放送開始以来、同番組のためのオリジナル楽曲が作られたのは初めてだけに、メンバーも気合が入っている様子。「コール&レスポンスができる曲なので、番組を見る時にはクラップをたしなんでいただけると幸い」(RYO-Z)、「ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に楽しんでほしいですね」(PES)とアピールした。

女子小・中学生を中心とする番組のファンへのメッセージとして、RYO-Zからは、「『スポンジ・ボブ』を見る時は部屋を明るくして、テレビから離れて見てね!」。SUも、「文房具はスポンジ・ボブで揃えな!(笑)」と、彼ららしい言葉で番組をPRした。

「スポンジ・ボブ」

こちらがRIP SLYME演じる陽気なサーファー5人組。左からフミラッチ(FUMIYA)、イル(ILMARI)、ペス(PES)、ジーク(RYO-Z)、スー(SU) ※カッコ内は配役

RIP SLYMEが出演した「スポンジ・ボブとビーッグ・ウェ~ブ」は、NHK教育で5月6日、ニコロデオンでは8月以降に放送予定となっている。

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