デイトナは、モンキー用各種パーツを出品している。フロントフォークやアルミ鍛造ホイール、ブレンボラジアルキャリパー用サポートの試作品などさまざまなパーツが出品されている。また、ヨシムラではインジェクション仕様モンキー用のサイクロンマフラーを開発中としている。直径90mmのサイレンサーを採用し、ノーマルのヒートガードも利用できるとのこと。また、TAKEGAWAでは、88ccにボアアップし、各種パーツを組み込んだ「10-inch Super Street Monkey FI」などを展示している。KIJIMAでは、FIモンキーの電装品移設セットなども出品、近日発売予定としている。

デイトナのモンキー用パーツ。フロントフォークなどはFIモンキー対応だ

迫力のΦ90サイレンサーを採用したヨシムラのサイクロンマフラー

88ccにボアアップされたTAKEGAWAの10-inch Super Street Monkey FI

KIJIMAのFIモンキー

モンキー電装品移設キットは近日発売予定

ダンロップブースでは、2008年12月に発表したマルチプルトレッドを採用したラジアルタイヤ「SPORTMAX Qualifier II」を出品。マルチプルトレッドとは、タイヤのセンターとショルダーで異なるコンパウンドを配置して、耐摩耗性とグリップという相反する要素を同時に満たすもの。実際にはセンターエリアは狭く、バイクが寝始めるとすぐにショルダー部のコンパウンドに接地面が変わるという。そのため、コーナリング中はショルダー部のコンパウンドしか使わないため、違和感などは感じないそうだ。新品タイヤではコンパウンドの境目はわかりにくいが、ブースにはに展示された使用後のタイヤではその境目がくっきりわかる。

ダンロップの二輪用タイヤ。この中ではSPORTMAX Qualifier IIとSPORTMAX GPRα-22がマルチプルトレッドを採用している

SPORTMAX Qualifier IIで走行したMV AGUSTA F4-1000Rが展示されている

MV AGUSTA F4-1000Rのタイヤを見るとコンパウンドの違いがはっきりわかる

会場にはGOLDWINやKUSHITANI、RSタイチなど、アパレルメーカーなども出典している。アレンネスやベリックなどを扱うボスコモトでは、試着ルームを用意し、会場で購入することも可能だ。この機会にチェックしておくといいだろう。

GOLDWINのブース。車載バッグやウェア、グローブやシューズなどが展示される

クシタニブース

RSタイチとhit-airのブース。エアバッグの展開した状態を見ることができる

試着室も用意し、その場で購入できるボスコモトのブース

ヘルメットメーカーのアライヘルメットとSHOEIも出展しており、最新ヘルメットが展示されている。ちなみに、モーターサイクルショーではあるがアライブースではルイス・ハミルトンや、ジャンカルロ・フィジケラなどのヘルメットとともに、それらのベースとなるカーボン製ヘルメット「GP-6RC」が展示されている。値段はなんと税別48万円と非常に高価なものだ。

アライのブース

F1レーサーのヘルメットも展示されている

こちらはSHOEIのブース

また、用品メーカーとはちょっと違うが、日本自動車連盟(JAF)も出展、二輪向けのロードサービスを紹介している。なお、会場でJAFに入会すると、JAFの発行する冊子またはミニカーセットと、JAFロードサービスの制服を着たサンリオキティのストラップが会場特典としてプレゼントされる。まだJAFに入会していないひとは、入会しておくといいだろう。

JAFの二輪対応ロードサービスカー

ホンダのフォルツァを使ったJAFロードサービスカー

会場でJAFに入会するとこれら3点のうち1点がプレゼントされる

ロードサービスの制服を着たキティのストラップもプレゼントされる