がまかつは、力強さと曲がって粘る味わいを兼ね備えた"硬式粘り胴調子"のヘラ竿「がまへら 飛翔天(ひしょうてん)」を発売した。

同製品は、竹繊維に近い反発力を持つという超低反発カーボンを巻き上げることで、無駄な反発スピードを抑え、竿を立てると徐々に力が解放される味わいのある竿に仕上がっているとのこと。また、従来の同社製品よりも穂先と穂持ちを太めに設定することで力強い反発力を獲得し、大型のヘラブナが掛かった場合も、手前で突っ込まれること無く、思いのままにあしらえるという。

「がまへら 飛翔天(ひしょうてん)」

今回発売されるのは、8尺(2.4m)から13尺(3.9m)までの6モデルで、すべてにヘビ口が回転して糸ヨレや絡みを軽減する穂先が採用され、クリップにはシームレスタイプの錦糸仕上げが施されている。また、グリップ上部には一竿一竿違う模様の天然アワビを使った螺鈿(らでん)模様をあしらい、段巻きには光の干渉効果を利用した液晶ポリマーを使用。どちらも見る角度や場所により連続的に色調が変化する様を楽しめるという。価格は3万7,000円(税別)から5万8,000円(税別)となっている。

天然アワビを使ったグリップ上部の螺鈿(らでん)模様