『ドラゴンボール』をハリウッドが実写映画化し、ここ日本でも大きな話題となっている『DRAGONBALL EVOLUTION』。10日、全世界に先駆けて日本武道館でワールド・プレミアが行われた。森下千里や渡辺裕之・原日出子夫妻、魔裟斗・矢沢心夫妻らも招待されたこのイベントに、悟空役のジャスティン・チャットウィンやチョウ・ユンファ、田村英里子らが登壇し、映画をPRした。
左からジェイミー・チャン(チチ)、田村英里子(マイ)、チョウ・ユンファ(亀仙人)、ジャスティン・チャットウィン(悟空)、エミー・ロッサム(ブルマ)、ジェームズ・マースターズ(ピッコロ)、関めぐみ ※カッコ内は役名 |
この日、レッドカーペットには孫悟空やピッコロなど人気キャラのコスプレを施した一般招待者が続々と登場。続いて森下千里、武蔵、ライセンスら日本人ゲストがレッドカーペットを歩いた。渡辺・原、魔裟斗・矢沢の両夫妻はそろってかめはめ波も披露した。
上映前のセレモニーでは、ドラゴンレーダーを持った次長課長が登場。「6つまでは集めたんですよ。あと1つはここにあるって出てるんだけどなあ」(井上)、「世界中回ってドラゴンボール集めたんですよ! 屋久島に凱旋門に自由の女神にも行って……」(河本)と言う2人の前に、スクリーンに映し出された巨大な岩山が。「ここはみんなで協力して、あの必殺技で岩山を崩すしかないんじゃないですか!」との河本の言葉を受け、会場に訪れたファンによるかめはめ波がさく裂。ステージ上に巨大ドラゴンボールが現れ、それが割れると中からジャスティンら出演者が登場した。
ジャスティンは開口一番、「コンニチワ~! カ~メ~ハ~……」とかめはめ波を出そうとするも、「Not yet.(それはまだにしておくよ)」。これには会場からも笑いが。「温かく歓迎してくれてありがとう。日本という国がなければこの素晴らしい作品は生まれなかったので、皆さんに感謝したい」と挨拶した。
亀仙人役のチョウ・ユンファは、「ごめんなさい。今日は亀の甲羅をすっかり忘れていました(笑)。次回、皆様にお会いする時には髪を剃って、甲羅を背負って亀仙人らしくお会いできたらと思います」。また、ピッコロを演じたジェームズ・マースターズは、「『ドラゴンボール』を正確に皆さんに届けたいと思って、命を張って作ったよ」と、本作への意気込みを語った。
また本作には、すっかりハリウッド女優の風格漂う田村英里子も出演。「今日は武道館にお越しいただいてありがとうございます。この映画はまったく別次元の『ドラゴンボール』になっています。たくさんの人に楽しんでほしいと思っています」とアピールした。
『DRAGONBALL EVOLUTION』は、3月13日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国超拡大ロードショー。