1984年公開のファンタジー映画『ネバーエンディング・ストーリー』のリメイク・プロジェクトが進められていることが明らかとなった。Hollywood Reporter紙が報じている。

リメイク権を獲得したのは『インディ・ジョーンズ』シリーズや『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の製作総指揮を担ったThe Kennedy/Marshall Co.と、レオナルド・ディカプリオ所有の制作会社Appian Wayの2社。現在、ワーナー・ブラザースとの協議に入っていると見られている。

原作はドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』。いじめられっ子のバスチアンは古本屋で「はてしない物語」と題された1冊の本を手にする。そこに広がっていたのはパラレル・ワールド「ファンタージエン」。バスチアンは不思議な力でその本の中に入り込み、冒険を繰り広げる。

ウォルフガング・ペーターゼンが監督したオリジナル版はヒットしたが、続く『ネバーエンディング・ストーリー 第2章』(1990)、『~ 第3章』(1996)は早々にビデオ化の憂き目を見た。

関係者によると、現在プロジェクトは初期段階にあり、監督も脚本家もまだ選定されていないとか。また、ワーナー・ブラザースは、この新生『ネバーエンディング・ストーリー』を『ハリー・ポッター』シリーズに続く児童向けファンタジー部門の柱として打ち立てたい意向だという。