シマノは、鯛カブラ用にチューンされた専用両軸リール「炎月(えんげつ)」と「炎月7」を発売した。どちらの製品もボディの素材に超防錆表面処理した軽量マグネシウム合金を採用し、極細のPEラインをマダイの突っ込みから守る滑り出しの滑らかなドラグを搭載しているとのこと。

鯛カブラとは、鯛ラバ(真鯛用ラバージグ)とも呼ばれるルアーの一種。海底に落としてから一定の速度で巻き上げるスタイルが主流で、リールのギア比が高いほど潮の流れの変化などを巻き上げ中に感じ取ることができる。ただし、水深や潮流の速さ、カブラの重さなどによってはギア比が低いリールの方がマッチしていることもあるという。同製品では、ギア比1 : 6.2の「炎月」と、ギア比1 : 7.0の「炎月7」という2種類のギア比設定を用意して、状況に合わせた使い分けが可能とのこと。

「炎月」。画像は3月発売予定の左ハンドルモデル

「炎月7」

「炎月」「炎月7」ともに、今回発売されたのは右ハンドルモデルだが、左ハンドルモデルも3月に発売が予定されている。価格はどちらも4万5,000円(税別)。