宮崎あおいが7日、都内にて行われた舞台『その夜明け、嘘。』の公開稽古に参加した。
物語の舞台は、深夜の環七。高校生でデビューし、天才と騒がれた漫画家・鮎川(宮崎あおい)だが、新連載のアイディアが浮かばず、担当編集者・あきる野(六角精児)、アシスタントの山女魚(吉本菜穂子)を振り切っての逃避行が始まり――。宮崎のほか、吉本、六角といういずれも個性派俳優が揃い、舞台上で十数人の役を入れ替わり、立ち替わりながら群像劇が繰り広げられる。宮崎が「ケラケラ笑いながら読んだ」という脚本は、劇団「ピチチ5」の福原充則が手がけている。
3年半ぶりの舞台となる宮崎は、公開稽古を終えて「舞台に立つまではそわそわしていましたが、すごく楽しかったです」と笑顔。3人芝居ということもあり、ほぼ舞台上に出ずっぱりとなるが「(3人で)力を合わせていい舞台に出来たらと思います」と意気込みをみせた。また、今回の会場となる青山円形劇場は、360度を約350人の観客に囲まれ、観客との距離の近さを感じる空間となるが、「3人で楽しみながらお芝居をすることで、観に来ていただいたお客様にも楽しんでいただけると思っています」と語っていた。
『その夜明け、嘘。』は、青山円形劇場(東京・青山)にて2月7日~2月23日までの期間で上演(地上公演あり)。日によっては当日券も発売される予定となっている。詳細はこちら。
『その夜明け、嘘。』公開稽古 フォトコレクション(写真をクリック!)
※宮崎あおいの「崎」は旧字です。