日産自動車は28日、ワンボックスタイプ「キャラバン」の仕様を向上し、グレード体系を見直して発売した。価格は200万9,700円から343万350円。また、関連会社であるオーテックジャパンより、「キャラバン」をベースにしたカスタムカー「ライダー」と福祉車両社「チェアキャブ」についても、ベース車同様に一部仕様を変更し、同時に発売した。価格は「ライダー」が276万2,550円から369万2,850円。「チェアキャプ」が344万5,000円から456万2,000円。
今回の主な変更点は、エクステリアついて、「DX」にカラードバンパー、フルホイールカバーを標準装備し、バン「GX」とコーチ「GX」にカラードフィニッシャーを標準装備した。また上級グレードである「GX」、および「スーパーGX」に専用車体色の追加した。安全対応として、バン「GX」に助手席SRSエアバッグシステム標準装備し、バン全車にハイマウントストップランプを追加している。
また仕様向上に合わせ、グレード体系を見直し、仕事およびプライベートにおける利便性を向上させた「スーパーGX」を新たに標準グレードとして設定。従来の「スーパーDX」を廃止した。特装車では、「大人5人+幼児18人乗り幼児通園専用車」および「トランスポーター ベース車」を追加設定している。
キャラバン「ライダー」は、ベース車と同様に仕様を変更したほか、一部車体色の変更した。キャラバン「チェアキャブ」については、ベース車と同様に仕様を変更したほか、照明によって、スライドドアから乗降する際の足元の視認性を向上させた「夜でも安心ステップ」をオプション設定にした。