2009年度のミス日本グランプリ決定コンテストが26日、都内のホテルで行われ、東京都出身の高校2年生、宮田麻里乃さん(17)がグランプリを獲得した。
藤原紀香らを輩出しているミス日本は、今年で41回目を迎えた歴史あるコンテスト。高校生がグランプリを獲得するのは1999年度大会以来10年ぶりとなる。宮田さんは「震えが止まらないです。まさか選ばれるとは思っていなかったので、びっくりしています。選んで下さった審査員の皆さんは、今の私ではなく、きっとこれからの私に期待して選んで下さったと思います。選んでよかったと言われるような女性になりたいです」と驚きの表情を見せながらも、高校生らしからぬ落ち着いた口調で喜びを語った。
現在は高校で科学部に所属しているという宮田さん。身長は165cmと他の候補者に比べて小さく、PRのスピーチでも控えめな言葉を選びながらも、芯の強さを一際感じさせた17歳。大会審査委員長の酒井政利氏が「美しさの中に強さのある人を重きにおいて選んだ」というように、その強さが選定理由の一つだったようだ。
なお、ミス日本「海の日」には、熊本出身の池永由宇さん(20)、ミス日本「空の日」には、福岡出身の濱地やよいさん(24)、ミス日本着物には松本蘭さん(25)、ミス日本ネイチャーには、北海道出身の貞廣恵沙さん(23)がそれぞれ受賞した。