厚生労働省は1日、2008年人口動態統計を発表した。2008年の離婚件数は、25万1,000組で2007年(25万4,832組)より3,832組減少した。離婚率(人口千対)は1.99で、1998年(1.94)以降、10年ぶりに2.00を割り込んだ。

離婚件数の年次推移をみると、1971年には10万組を突破。その後も増加傾向にあり、1996年には20万組を超えた。

一方、婚姻件数は73万1,000組で、2007年の71万9,822組より1万1,178組増。また婚姻率(人口千対)は5.8となり、2007年の5.7を上回った。

婚姻件数は、1972年の109万9,984組をピークに減少に転じ、1990年以降はおよそ70~80万組を推移している。また、婚姻率(人口千対)は1990年以降6.0前後を維持していたが、2003年(5.9)には6.0を割り込んだ。

※2008年は推計値。