本田技研工業は、水冷4ストローク1000ccエンジンを搭載したロードレース専用車「CBR1000RR レースベース車」の細部の変更を行ない、2009年2月13日より発売する。価格は155万2,950円。なお「CBR1000RR レースベース車」はサーキット走行専用車であり、一般公道は走行できない。

CBR1000RR レースベース車 (プロトタイプ)

「CBR1000RR レースベース車」は、CBR1000RRの欧州向け仕様車をベースに、灯火器類を取り外し、カムシャフトやトランスミッション、クラッチ、ブレーキ、サスペンションなどをレース仕様として専用設定し、レース用タイヤを装着するなど、サーキット走行における走行性能を高めたロードレース専用車両。

今回の変更点では、クラッチ・スプリングのバネレートを高め、耐久性も向上。ラジエーターのフィンのピッチを細かくすることでエンジンの冷却性能を高めた。また、ギアポジションや車速を検知するレース仕様のスピードセンサーを標準装備した。さらに、プロダクトマークであるウイングマークのバッジとCBRのステッカーを付属品として同梱している。車体色は、ブラック1色の設定としている。