2009年1月8日放送スタートのNHKドラマ『Q.E.D.証明終了』の記者会見が14日、東京・渋谷の同局で行われ、モーニング娘。の高橋愛と俳優の中村蒼が出席した。

高橋愛(左)と中村蒼

同ドラマは、好奇心旺盛なおせっかいの女子高生(高橋)と、15歳でアメリカの大学を卒業した天才少年(中村)が、数学的思考で事件の謎に迫るミステリー。原作は、「月刊少年マガジン増刊GREAT」(講談社刊)に連載中の漫画で、10年以上連載が続いているという人気シリーズだ。

ドラマ初主演となる高橋は「ドラマ出演の経験があまりないので、新鮮な気持ちです。セリフがないシーンでの演技とか、『ありがとう』という短いセリフを言うのが難しかったりしますが、スタッフの皆さんが親切にしてくれるおかげで楽しく撮影しています」と挨拶し、中村も「自分とはかけ離れた役ですが、演じてて楽しいですね。数式を解いて周囲から褒められるシーンでは、まるで自分が褒められているようで気持ちいいです(笑)」と笑顔。役作りについて高橋は「実年齢より5歳も若い17歳の女の子役なので、最初は不安でしたね。もうおばさんと言われる年代ですから(笑)。メンバーのみんなにも『大丈夫かな?』って聞いたら『大丈夫だよ!』と言ってくれたので、自分の中で盛り上がりながら撮影してます」とモーニング娘。最年長らしい不安もあったいう。

中村の印象を「落ち着いている人かと思ったら真逆でした。子供を見る目でみてしまいますね(笑)。表現の仕方などは勉強になります」と高橋

一方、中村は「元気で明るいお姉さん。演歌を歌うシーンではさすが歌手だなって思いました。調子に乗って、色々な歌をリクエストして振り付きで歌ってもらっています(笑)」

また、高橋は「ストーリーが幅広いんです。原作は一気に読んじゃいました。自分で犯人を想像しながら読んだんですけど、まったく当たらなかったですね(笑)。素敵な作品になるように頑張ります」と意気込みを語った。中村も「"ガリレオ"を超えちゃうくらいに頑張ります!」とビッグな宣言で笑わせていた。