ロート製薬はこのほど、お茶の花抽出エキス粉末配合のダイエットサポート食品「茶花美人(ちゃかびじん)」を17日より全国の薬局・薬店などで発売すると発表した。同商品は、5月から近畿地区で先行発売されていたが、好評につき、販売地区を全国へと拡大するとのこと。価格はオープンで、市場想定価格は1,300円程度。

「茶花美人」パッケージ

同商品は、ハリマ漢方製薬の独自技術により「お茶の花」抽出エキス粉末を初めて使用したというタブレットで、食事の脂肪が気になる人を対象としている。1日の目安量(3粒)の中には、お茶の花抽出エキス粉末が100mg配合されているほか、お茶の葉にはない種類のサポニンをはじめ、カテキン、テアニンなどを配合。スッキリとした緑茶ミント風味に仕上げた。また、商品パッケージには、毎日の食事や運動、体重などを記録できる"ダイエット日誌"も封入されているとのこと。

「お茶の花」は、10月頃にお茶の木に咲く白い花。茶葉に比べて食経験が少なく、研究数もあまり多くされてこなかったが、最近になり様々な研究結果が発表され、新しい健康素材として注目を集めているという。同社では日本コカ・コーラとの協働プロジェクトを立ち上げており、今後もお茶の花抽出物を原材料とした製品開発などを進めていくとしている。