BMWは、Mシリーズの2009年モデルを発表。M3の外観を変更したほか、M6クーペに新たにコンペティションパッケージを追加した。またM5、M6の全モデルに新世代の統合エンターテインメントシステム「iDrive」を搭載した。
M3セダンは、2つのLEDライト群を採用したリアランプデザインに変更された。また、リアバンパーとリアゲートが丸みを帯びた形状に変更された。内装ではエアコン吹き出し口や小物入れ、などが変更されている。また、全てのM3で事故時の頸部へのダメージを軽減するクラッシュアクティブヘッドレストが採用された。ボディカラーはM3全てでルマンブルーメタリックが追加されたほか、M3セダンにはスペースグレーメタリックも追加された。
M6クーペのコンペティションパッケージは、チューンされたサスペンションが装着され、通常モデルよりフロントで12mm、リアでは10mm車高が下げられている。また、ホイールにはダブルスポークデザインの鍛造ホイールが装着される。またボンネットデザインも変更、ダイナミックさを強調したという。
そのほか、M5とM6では、ミラーのデザインがワイド化されたほか、全てのモデルにエンターテインメントとコミュニケーション、ナビゲーション機能を統合した新世代のiDriveシステムが標準装備される。スクリーンはオプションで1280×480ピクセル8.8型も用意される。