28日から東京・お台場の日本科学未来館にて「世界最大の翼竜展 ~恐竜時代の空の支配者~」が開催となっている。会期は8月31日まで。
「世界最大の翼竜展」は、鳥とも恐竜とも異なる中生代の生物、翼竜にクローズアップした全国規模の巡回展で、2007年夏から福岡・大阪・長崎・名古屋を巡回。これまでの4会場で計32万人以上を動員し、東京会場となる日本科学未来館が最終開催地となる。
開場時間は10時から17時まで(入館は16時30分まで)。ただし8月中の土日は10時~18時まで、8月13日~17日は10時~20時までと開館時間が延長される。休館日は毎週火曜日(7月21日~8月31日は火曜日も開館)。入場料は大人1300円、18歳以下900円で、この料金で常設展示の見学も可能。小学生未就学児は無料となっている。
これまでのスケジュールと動員数
26日には開催に先立ち、展示の目玉となる最大の翼竜・ケツァルコアトルスの全身復元骨格の組み立て作業が報道陣に公開されたので、その作業の様子と、展示品の一部を紹介しておきたい。なお公開前の状況ということで、展示によっては公開時と異なる可能性もあるのでご了承いただきたい。
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こちらが組み立て中のケツァルコアトルス。骨格同士をボルトで締め、上から吊るされたワイヤーに金具でつないでゆく |
スポンジ状のシートに置かれた巨大な頭骨。実物ではない復元骨格とは言え、このような舞台裏でなければなかなか見れない状態 |
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(写真左)準備中の会場を見学できる貴重な機会ということで、この日は多くの報道陣が詰め掛けた (写真上)設営済みのブースも各所で見受けられた。こちらは入口付近に並べられた翼竜の進化に関する展示。会場全体では約100点の展示が出揃った |
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いまから100年以上前、イギリスの古生物学者によって出版された『大空の竜』。翼竜の存在について初めて一般向けに出された本 |
小型の翼竜も多数存在した。こちらは初期の翼竜、プレオンダクティルス。翼も短く、現在のハトほどの大きさ |
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ブラジル先住民の言葉で「年老いた悪魔」の名を持つアンハングエラ。翼竜のなかでも鋭い歯を備えたタイプ |
翼竜は骨格や足あとの化石などから、鳥とは異なる四足歩行をしていたと考えられる。こちらはズンガリプテルス |
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会場では中国・遼寧省で近年発掘された翼竜の化石も世界初公開。こちらは名前もやはり中国風のリャオニンゴプテルス |
日本科学未来館オリジナルの追加展示「翼竜研究から次世代のフライトへ」も併催。こちらは翼竜のような可変翼を持つ超音速機の試作モデル |
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メディア・アーティストの八谷和彦氏が手がけるOpenSkyプロジェクトのシミュレーター。人数限定だが翼竜のように大空を舞う気分が味わえる |
翼竜展の会場限定グッズも続々登場。こちらは1/40サイズのケツァルコアトルス |
日本科学未来館では記事中で紹介したオリジナルの追加展示のほか、館内のレストランで翼竜展にちなんだ期間限定のメニューも準備中。またこれまでの各会場と同じく、会場にはセガの『古代王者 恐竜キング』とコラボレーションした音声ガイドも用意されている。
また今回の巨大なケツァルコアトルスは、巡回展終了後に、北九州市立いのちのたび博物館に常設される予定とのことなので、九州地方の方はそちらも楽しみにしてほしい。太古の大空を舞った翼竜を間近に見ることができる本展は、夏休みに子供連れで訪れるには絶好の場所と言えるだろう。