6月25日に放送されるTBSのバラエティー番組『夏だ! ドリフだ! 全員集合SP』(18:55~20:54)の収録が18日、同局で行われ、ザ・ドリフターズの加藤茶、仲本工事、高木ブー、志村けんが出演した。
写真左から、志村けん、仲本工事、加藤茶、高木ブー |
同番組は、国民的バラエティー番組『8時だョ!全員集合』(1969~1985年)で繰り広げられた数々の爆笑コントと名シーンをプレイバック。メンバーが、当時の思い出話や、爆笑エピソードをたっぷりと披露する。7月16日には既報の通り、番組のDVD-BOX『番組誕生40周年記念盤 8時だョ! 全員集合 2008』が発売されることになり、ドリフのムーブメントが再び訪れることに。今回発売されるDVDは第3弾となるが、第1弾と第2弾を合わせて50万セットを売り上げるという大ヒットを記録している。
この日、約2年ぶりに4人が集合し、収録前に報道陣の取材に応えた。加藤は「今でも若い方々に笑ってもらえるのは嬉しいね。自分たちがやってきたことが間違ってなかったのかなって思える」と語れば、仲本は「自分たちが面白いと思うことやってきた」、高木は「"探検隊"のコントは『あんなことあり得ないよ』という感じで、今でも印象に残っているね」とそれぞれが当時を振り返った。『8時だョ!全員集合』といえば、アドリブ禁止の完全に作り込まれた番組という"定説"があるが、加藤は「"アドリブ"禁止ね、あれは嘘。もちろんアドリブはありましたよ」と否定し、志村は「オレらがアドリブをやり始めると、長さんがついてこれないんだよね。ま、それでもやめなかったけど(笑)」とエピソードを明かした。
そして最後には、加藤が「また、4人でバカをやりたいね。作り込みのコント? いいですね。ただ、放送してくれる放送局があればの話だけど(笑)」とザ・ドリフターズ再始動をにおわす発言を。再び伝説のコントを見られる日も近い?
『番組誕生40周年記念盤 8時だョ! 全員集合 2008』DVD-BOX |