7月公開予定の『あの日の指輪を待つきみへ』で、主人公エセル・アン(シャーリー・マクレーン)の青春時代を演じるミーシャ・バートンが来日。23日、都内で記者会見を行った。

『あの日の指輪を待つきみへ』は、主演していたテレビドラマ『The OC』が終了して後、最初に出演した映画ということになる。舞台は1940年代のアメリカ。運命の人テディ(スティーヴン・アメル)と結婚が決まり、幸せいっぱいのエセル(ミーシャ・バートン)は美しく天真爛漫で町いちばんの人気者だった。しかし、結婚式の直後、2人の名前を彫った指輪を胸にテディは戦地へ赴き、帰らぬ人となってしまう。彼の死を信じられないエセルは心を閉ざし、ただ淡々と生き続けた。その50年後、アイルランドから1本の電話が。テディとエセルの名を刻んだあの指輪を発見したというのだ。しかし、「送りますか?」との申し出を、彼女はなぜか冷たく突き放すのだった。

小さな教会で結婚式を挙げるテディとエセル

テディを失って50年、エセルは心に蓋をしたままだ

自身がイメージモデルを務めるファッションブランド「Smacky Glam」のジャケットを羽織って登場したミーシャ・バートン

『80日間世界一周』や『アパートの鍵貸します』など、往年の名作に数多く出演してきた超大物女優シャーリー・マクレーンの若い頃を演じるとあって、役作りには苦労があったのでは? と質問されると、ミーシャは「シャーリー・マクレーンは素晴らしい女優よ。私もずっと大ファンだったの。彼女の(役の)若い頃を演じられるなんて夢みたいだったわ。同じ人物だから繋がりがなくちゃいけないんだけど、若いエセルは情熱的で純粋、でも50年後の彼女はまったく違っちゃってるの。撮影に入る前に、シャーリーの演技をフッテージで見せてもらっていたから、役作りは比較的ラクだったわ。ラッキーだったと思う」。

今作では、ミーシャが絵画的で美しいラブシーンを演じるということにも注目が集まっているが、「ヌードシーンへの抵抗? 私の心情としてはないわね」ときっぱり。「あのシーンは変にセクシャルな、いわゆる"ラブシーン"じゃないのよ。自分の感情をむき出しにして溢れ出る愛をテディにぶつける、すごくエモーショナルなシーンなの。すごく良い一場面だと思うわ」、そう言って自信たっぷりに微笑んで見せた。

「ミーシャ、ポーズを取って!」という声に応え、後ろを向いて振り返ってニコリ。ちょっと照れくさそうにしているのがかわいらしい

一人の人を想い続ける主人公の心情に関しては「すごくロマンティックなアイディアだと思うわ。現代ならちょっと行き過ぎかな、って思われるかもしれないけど、リチャード・アッテンボロー監督がちょうど私くらいの年で結婚して、それからずっと奥さんと仲良しなの。そういうリアルな愛が身近にあったから、私もすんなりこの作品で描かれている"真実の愛"を受け入れられたわ」と女性らしいコメントを残した。

可憐なウェディング姿。「1940年代の美的センスはほんとに素敵。女性たちは一生懸命早起きして、見た目に気を配っておしゃれしてたのよ」とミーシャ

『あの日の指輪を待つきみへ』は7月、テアトルタイムズスクエア他にて全国ロードショー。また、ミーシャ・バートン主演のドラマ『The OC』シーズン3が「スーパー! ドラマTV」にて6月3日よりオンエアされる。合わせて楽しみたい。

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