ペット総研はこのほど実施したドッグオーナーを対象に行ったアンケート調査によると、半数以上がほぼ理想どおりのドッグライフを送っていると答えた一方、しつけが大変だったと感じているオーナーも半数以上に達することがわかった。調査は2月5日から2月29日までの間に行われたもので、有効回答者数は494名。

「愛犬を迎える前に思い描いていた夢は?」という問いに対して最も多かったのは「楽しくお散歩する」の33.4%。次いで「一緒に旅行をする」22.3%、「ドッグランで遊ばせたりドッグスポーツをする」17.6%と続き、屋外で一緒に楽しむことを思い描いていた人が多かった。

「実際に愛犬と生活してみて、しつけについてはどのように感じましたか?」との質問には58%のオーナーが「大変だった」と回答した。

「飼う前に描いていた夢は何%ぐらい実現しましたか?」と尋ねたところ、「80%~90%」および「100%」との回答が全体の55%に上り、ドッグオーナーの多くが現状に満足していることがわかった。その理由を問う質問には「一緒にいるだけで幸せ」という回答が多く寄せられ、"しつけの大変さ"が愛犬に対する不満に結び付いていないという興味深い結果となった。

実際に愛犬と生活してみて、夢は何%ぐらい実現しましたか?(ペット総研提供)

実際に愛犬と生活してみて、しつけについてはどのように感じましたか?(ペット総研提供)

これらを総合すると「苦労もあるが愛犬との生活はそれを補って余りある」との愛犬家の思いが浮き彫りになっているようだ。その他の結果は、ペット総研の「愛犬との生活の理想と現実」にて掲載されている。