貝印は14日、2008年度春から順次発売するカミソリや家庭用品などの新製品を発表した。ここでは、調理器具シリーズ「SELECT100」や包丁ブランド「関孫六」の新製品を紹介していく。
SELECT100は調理器具の原点に立ち返り、本来の機能を追及したというシリーズ。無駄のないスマートなフォルムで、すっきりとした洗練したデザインとなっている。同シリーズから2008年2月に発売となるのは4製品。「SELECT100 スライサー」(1,575円)は、刃の高さを調整できる点が特徴。つまり、厚みが調整可能ということで、さらに収納時には刃とプラスティック部分を高低差無しにすることもできる。刃を傷つけないようにするとともに、安全性にも配慮している。
「SELECT100 マッシャー」(1,575円)は、プレート部分が通常のマッシャーとは異なっている。通常は網状になっていることが多いが、同製品は穴のないプレート。同社担当者によると、「プレート状にしたことで、より細かく食材をマッシュすることができます」。またハンドル部分にも工夫を凝らし、握りやすく、力を入れやすいつくりになっている。
「SELECT100 うろこ取り」(1,260円)は2枚刃構造。1枚刃よりスピーディーにうろこを取ることができ、また刃の上部に蓋をつけたことで、うろこが飛び散らないようになっている。手動のチョッパー「SELECT100 アットミジン」(3,990円)は、ハンドル部分を蓋に収納することができ、省スペースが魅力だ。
「関孫六」は、"日本製"にこだわった同社の包丁ブランド。2008年は2月と8月に新製品が登場となり、合計約180アイテムが揃う。2008年からは包丁の材質がわかりやすいように、鋼は「本鋼」、ステンレスは「ST」といったマークを刃の部分に入れた製品展開を行う。2月には4,000円程度の価格帯を中心に、8月には2,000円~3,000円の製品を中心に発売する予定とのことだ。