東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)と北海道旅客鉄道(以下、JR北海道)はこのほど、JR東日本発行のSuicaと2008年秋にJR北海道が発行を予定している多機能IC乗車券「Kitaca(キタカ)」のIC乗車券と電子マネーの機能について、2009年春より相互利用を開始することに合意したと発表した。
KitacaのIC乗車券機能は、2008年秋より無人駅を含めた札幌圏55駅で導入予定。2009年春より実施予定の相互利用サービスにより、首都圏/仙台圏/新潟圏/札幌圏のIC乗車券エリアをSuicaかKitaca、いずれか1枚で乗車できるようになる。なお、首都圏では東京モノレール線やりんかい線、埼玉新都市交通線、仙台圏では仙台空港アクセス鉄道も相互利用対象となる。
また、Kitacaの電子マネー機能は、2009年春を目処にサービス開始が予定されている。JR東日本とJR北海道は、この相互利用サービスを通じて利便性の高い決済手段」を提供し、顧客に親しまれ喜ばれるサービスを提供していくとしている。