三井不動産はこのほど、2008年3月6日に商業施設「赤坂Bizタワー SHOP&DINING」(東京都港区)がオープンすると発表した。同施設は、「赤坂BLITZ」「赤坂ACTシアター」「TBSギャラリー」といった文化施設、TBS放送センター(既存棟)、賃貸住宅と共に「akasaka Sacas(赤坂サカス)」(2008年3月20日グランドオープン)と呼ばれるエリア内に立地。地上39階、地下3階で、46の商業店舗とオフィスから構成される。

店舗は飲食を中心に、物販店など赤坂で長らくした親しまれてきた老舗をはじめ、新業態店やオフィスサポート店舗などが出店するという。ここでは、31店舗あるグルメショップの中から、その一部を紹介する。

  • マキシム・ド・パリ複合店舗: フランス・パリのレストラン「マキシム・ド・パリ」が3業態の店舗を出店。ビストロ「Vieille Vigne / Maxim's de Paris(ヴィエイユ・ヴィーニュ マキシム・ド・パリ)」、数十種類のグラスワインを提供するカフェ・バー「Côte de Rouge(コート・ド・ルージュ)」、日本初進出となるブーランジュリー「Le Boulanger Dominique SAIBRON(ル ブーランジェ ドミニク サブロン)」から成る。
  • 「DO-ZO(ドーゾ)」: 昼間はランチやカフェ利用、夜は気軽なアルコール利用もでき、ヘルシーな和食を中心にしたメニューを展開する新感覚のフードコート。
  • 「赤坂璃宮」: 広東料理の老舗中華料理店。赤坂本店が赤坂Bizタワー SHOPôDINING内に移転する。譚彦彬(タンヒコアキ)総料理長と香港から招いた一流シェフが力をあわせ、"新しい中国料理"を提案するとのこと。
  • 「Modern Cataran Spanish "BIKINI"(モダン カタラン スパニッシュ "ビキニ")」: ジョセフ・バラオナ・ビニョス氏監修、スペイン・カタルーニャ地方の料理をベースとしたモダンスパニッシュ料理を提供するレストラン。

赤坂Bizタワー SHOP & DININGのターゲットは、akasaka Sacas内及び周辺のオフィスワーカー、地元住民ら。「赤坂の街に潤いと賑わいを創出し、街のさらなる活性化を図ります」(三井不動産広報部)とのことだ。